たばこと塩の博物館【たばこ編】
全部読まなくてOK!!!!!
やたら仰々しい遺跡風の入り口。
タバコの歴史は古く、7世紀の古代マヤ文明が起源とされているらしいです。
レリーフ、文壺、絵文書など、さまざまなモチーフで喫煙する人々や神様などを描いています。神様もタバコ吸うんだね〜。
また、マヤ文明におけるタバコは嗜好品としてだけでなく、薬としてや宗教行事にも多用されたそうです。
古代の喫煙具。もっぱらパイプが使われたようです。日本の「キセル」と仕組みは全く同じらしい。
そして1492年、大航海時代です。カッコ良すぎる船に乗ったコロンブスがアメリカ大陸を発見し、新大陸中に普及していたタバコがヨーロッパ各地へと渡り、世界中でタバコが楽しまれるようになりました、それに追随し、いわゆる「タバコ産業」も発達し出しました。
タバコの伝わりの変遷。
ここからタバコはさまざまな国の多様な文化と混ざり合い、地域独自の形を取り始めます。
オセアニアの「ナス」です。美味しい夏野菜みたいな名前をしていますがタバコです。嗅ぎタバコと呼ばれるものらしいです。
粉末状のたばこの葉にクワや香草などの粉、ワタの木などの灰、植物油、石灰などを混ぜて作り、舌の下や歯茎の内側において吸って味わうそうです。
めっちゃ汚くね? そんなん口に入れて大丈夫か? と思ったのですが、よく考えたらタバコって元々汚いし体に悪いものでした。ようこんなもん吸うわ。
こちらは中国の嗅ぎたばこの鼻煙壺(びえんこ)です。小さくておしゃれでかわいい〜
どことなく日本でいう「おちょこ」と似たような雰囲気を感じます。
悪ふざけとしか思えないぐらいでかいのもありました。こちらも中国の水烟筒、日本語にすると水ギセル、つまり水タバコです。デカすぎだろ。管楽器と見紛うような風情です。
下にある小さめなのはこれの携帯用の水烟筒というやつ。絶対こっちの方がいいでしょ。
モンハンの狩猟笛みたいなのもありました。ニューギニア島の掃除具付真鍮製パイプです。めっちゃかっこいい! 喫煙所でこれ使って周りをビビらせたいです。
ガチの武器です。
さっきはゲームの武器に例えましたが、こっちはマジで人体を破壊できるやつです。やべー。
アメリカの「トマホークパイプ」です。戦争などで使われる投擲用の斧であるトマホークとたばこを合体させてしまいました。 なんで?
ヨーロッパ人が先住民を懐柔するために持ち込んだらしいんですが、逆効果じゃない? どう考えても宣戦布告でしょ。
やっぱりアメリカという国はなんというか発想のスケールが違います。僕もこういういかれたデザインができるようになりたいです。
他にも紹介したいタバコやその歴史がいっぱいあるのですが、時間ないので省略します!!!!
もしかしたら次の週に続きを書くかも! 書かないかも!
もしあったら次は日本におけるタバコの歴史です!
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